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雪の京都 続編 京漆器 象彦
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    さて、今回は3月のブログで書ききれなかった京都でのエピソードを書こうと思います。
    寛文元年(1661年)に創業以来、三百有余年、京漆器の伝統を受け継いでいる「象彦」がお雛様展をしていたのでその日に見てきました。
    「象彦」は、吉田茂首相など数々の著名人が来店し、さらに昭和天皇御大典の際には、京都御所の御塗替えのご下命を受けたという名店中の名店。
    一つ一つの漆器の塗りの素晴らしさは、その色から漂う「迫力」と言いましょうか、有無を言わさぬ力強さがあり、「漆器の次世代がなかなか育たない」といわれる理由がなんとなく解った気が致しました。簡単に会得できるような技術ではないのでしょう。
    美しく微笑むお雛様はもちろん、5ミリほどに造られた姫鏡台や桶などの繊細さ。この小さい中にどれだけのこだわりが詰まっているのだろう? と思わずあらゆる角度から拝見致しました。
    なぜ、お伊勢様に納められる硯が、ここで作られているのか。硯やお重の角を見たら、そのカーブの滑らかさなどで漆器の良し悪しが分かるのだそうです。
    (お重などの角が美しくまるくきれいなのは、京都の塗です…ともご説明がありました)
    「間違いなく、これほどの職人は、そうはいかないだろう!」
    そう思わせる「特別」な空気が漂う店内の品の数々に圧倒されました。
    「百年は新参者」という言葉がありますが、まさにその通り。
    長く受け継がれてきたものには理由があるのですね…。
    店には様々な漆器がありましたが、伝統の中にも現代風のデザインを織り込んだものもあり、それもとても新鮮でした。
    そして、戌年生まれの私は、日本の美しい自然の模様の中に、現代風の犬(しかも洋犬!)が描かれたプレートを購入しました。
    朝・昼食用のプレートですが、ここにお料理を盛り込むと、グンと味わいも深まりそう…。そんな風に思わせてくれるような格の高さがあるのです。
    やはり本物は違う!と感心してしまうことしきり。
     もう、多くの数はいらないけれど、少なくてもいいから良いものを手元に置きたい。欲求の幅が狭く、そして深くなっていっている自分に気が付いた「象彦」でのひとときに感謝!
    いいものとの出会いは、常に自分を見つめる素晴らしいひと時をプレゼントしてくれます。雪の京都は、数々のひらめきと自己発見に満ちた素晴らしい旅でした。
    よしこ語録を書いている今日、きれいな桜が満開です。
    四季のある日本は本当に美しい国だと・・・来月は桜だよりを…


    思わぬ雪の京都。
    青春時代に京のあらゆる庭に興味を持ち歩いた頃がなつかしく
    嬉しい景色でした



    天皇陛下の京都御所の御塗替えのご下命を受けたという名店
    伊勢神宮に収められるこのような硯箱も何年かに
    一回収めないと職人が育たない。技術が伝承できないそうです
    ケースを開けて硯の…ご説明くださったのは社長様でした。
    料理研究家の程さんとご一緒ならではの出来事!!でした


    何百年も前のおひなさま!
    お道具の細かさなど…もうこの細工の出来る職人は今は
    一人もいません!と
    伝統をたやさない努力はどの業界も大切なことだと思いました


    あこがれの市松人形。
    私は子供の頃「欲しくて欲しくて仕方なかったお人形でした」が、手に入らないまま人生を終えそうです(笑)
    今「このお人形が欲しい」と思うお顔や衣装は、私のおこづかいでは決して買えません。
    古いお人形をお持ちの方がどうぞ、お大切に
    posted by: shobentango | - | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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