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市立池田病院内レストラン「ひらり」オープン
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    おかげさまで…12月の私のブログでも予告していました通り、市立池田病院の3階に、レストラン「ひらり」をオープン致しました。
    市立池田病院は、十数年前まではあまりきれいとは言えない環境でしたが(笑)、平成9年10月に13診療科・264床で現在地に移転新築し、その後、歯科口腔外科、神経内科を新設、また平成16年7月には100床増床を確保するなど、患者さんが快適なように、どんどん新しく、広くなっていて、素晴らしいことです!
     実は、私は長男を出産した時、大量の輸血をしました。そのせいかは定かではありませんが、C型肝炎になってしまったのです。しかし、日本一と呼ばれるこの市立池田病院の今井先生により、当時「女性には効かない」とされていたペグインターフェロンによる治療を一年間続け、みごと完治!
    先生にも「平川さん効きましたか!?」と
    驚かれ、夫には
    「やっぱり君は男だったね」
    とシミジミ言われたという、今では笑い話になっています。
     そして今回、その池田病院の3Fにあったレストランの経営者がお亡くなりになり、その代わりに「ひら川」に話がやってきたのも、なにか深いご縁があるのだろう…と思わずにはいられませんでした。私にとっては命拾いをした場所。少しでも恩返しができるチャンスになればいいと思っています!
     入院も含め、正直私は何度も池田病院に来ていますが、3Fにレストランがあることすら知りませんでした。暗くて、メニューは冷凍食品が多かったように聞いています。
     しかし、1月4日に手作りにこだわる私たちが仕切る「ひらり」に代わってからは、なんと待ちがでるほどの混雑ぶり。おかげで弊社オープニングアドバイザー的存在のマネージャーの朝子美佳は、朝から忙しくフラフラ状態です(笑)。
     この環境で、何よりもありがたいのは、はねっ返りで有名な(スタッフの間では「はねこ」というあだ名までついているほど)寿子ちゃんが戻ってきたこと。寿子ちゃん、舞子ちゃん、厚ちゃんの3人姉妹は、成人式の時、同じ着物を着て、髪型は3人とも私が結ったのですが、寿子ちゃんには鹿の子を入れて古典風、厚ちゃんは大正ロマン風、舞子ちゃんは生花を飾って現代風…と、見事に個性が分かれて素敵だったのを覚えています。その寿子ちゃんが、「ひらり」をパワフルに切り盛りする戦力となってくれています。
    そして、「ひらり」には早くも名物になっている場所があります。それは、壁一面に川柳が貼ってある「川柳コーナー」! 私の句はもちろんですが、川柳仲間の落語家の桂ざこばさんの句など、クスッと笑える言葉綴りに、患者さんも大喜び。口コミで「川柳レストラン」として人気を集めているようです。
    評判がいいので、一つの部屋にしか貼っていなかったのですが、もう一つの部屋にも貼ろうかとスタッフで相談しているほどです。
    とはいえ、200人もの量を、手作りでおいしいものを提供するのは本当に大変です。前のレストランでは一人の女性が料理を切り盛りしていたという厨房に、今は「正弁丹吾グループ」の料理人たちが3人で頑張っていますが、手におえない!と悲鳴をあげそうなほどの忙しさ。丁寧に味と素材にこだわるのでどうしても効率が悪く、冷凍食品に逃げたくなるのも正直わからないでもありません。けれど私は、そこで折れずに、少しの意地と優しさを加味し、食事で先生たちがほっこりされて、患者さんが元気になれればそれでいい、というつもりでやっていこう、と思うのです。
    まず、病院のレストランは暗くてうつむいていなければならない…というイメージから抜け出すべきではないでしょうか。阪大病院は実際に、ロイヤルホテルが入っていて、ビールも飲めるシステムだといいます。池田もやはりたまには一杯飲みたい方もいらっしゃるようで、実際、「ひらり」にも要望があるようです。
    入院しておられる方の心が和むように、明るくポップな演出も、今試行錯誤中です。私自慢のフラワー・アレンジメントも華やかに飾っていきたいです。
    多くのことに当然、賛否両論、いろいろあると思います。私たち提供する側は、一つひとつ、その声を聞いて、居心地の良さを追求していくだけです。
    「ひらり」の挑戦は始まったばかり! みなさんが元気になりますように。そんなことを祈って、お料理を作っていきたいと思っています。




    本館3Fエレベーター前にこの看板を見つけられましたら、
    レストラン「ひらり」です。
    ご来店をお待ち致しております。


    川柳を何気なく楽しければと壁面に!!
    今は「川柳のレストラン」と呼んでくださる方もいるとか…
    日々楽しくが基本ですね。



    手作りメニューを入り口にはって皆様にお知らせ、入り口から白一色の明るいレストランに生まれ変わりました。
    四季折々のメニューも考えなくては!!
    又、頑張ってよいお店にしていきたいと思います。




    厚ちゃん、寿子ちゃん、舞子ちゃん、彼女たちそれぞれが成人式の日!!
    我が娘のように朝5:00頃から髪を結った、懐かしく、嬉しい思い出!!
    この3姉妹の寿子ちゃんがレストラン「ひらり」のスタッフとして戻ってきました。
    頑張ってくれることでしょう。
    posted by: shobentango | - | 23:53 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    「ひらり」の挑戦! 益々発展を身上として活躍されているママのソコジカラには感服しております。酒飲みのハットリがダウンして10年経ち、池田市民病院にも依然として主治医の今井先生の指示で養生しているつもりです。ハガキで病院内にレストランを開店された事を知り、2月7日に大腸カメラ検査後に初めて「ひらり」に顔出しをし、以前の食堂の狭苦しい陰気な雰囲気を一掃、明るくゆったり食事が楽しめる事を確認しました。病気で悩んでいる人たちは、こぞってこのレストランを利用することで、たちまち病い全快することであろう。長期間、頓珍舘をご無沙汰していることを心苦しく思って過ごしております。何ですね、10年も酒を飲まなく暮らしておりますと、いまどき、まだ酒場なんてあるんかいなと錯覚することさえあるのが正直な感じです。先日も北川さんとお会いして懐かしく昔話に花が咲きました。いつかまた、再会出来る時を楽しみにしております。
    | 服部治 | 2011/02/28 8:06 PM |









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