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ー川柳 五月山 IN 頓珍館ー2018.10.02 Tuesday
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ー川柳 五月山 IN 頓珍館ー
平成30年10月例会
森中惠美子先生をお迎えしての月例会
御歳88歳の先生!名だたる川柳作家と
親交の有った先生ならではの講義は深い!
10月28日には番傘110年の会がある
先生も「水たまり」を発刊される!
毎月の句会最後に4~5句書いています
この句は江戸川柳!
この句は水府の句!
ひとり言のように、呟かれます
私は後で読めないほどの速記で書きとめる
知らないと損とばかりに書きとめる
100歳まではやろうかなと〜
添削は限りなくシビア
さぁ 始まります!!!
「走る」
知らぬ間に 年月だけが 駆け抜ける
ヨーイドン 一番とるよ 朝ごはん
運動会 この日限りの 大スター
気は走る 足は走らず 乗り遅れ
予選落ち でも四人なら 金メダル
「自由吟」
紫は 妖しい色よ 君のいろ
風去って がれきの下の 花わらう
揺れ止めば 次は無情の 風が吹く
針を持つ 妻に時効は 無いと知る
夏祭り 来賓席が 欠伸する
席題「カルガモの写真見て〜」
カルガモも 跳ねてみたいか お月さま
同じ背で 育てたつもり 5羽のひな
スイスイと あなたのうしろ ついて行く
信号は 青だそれ行け 平社員
降る雪の 根岸の里の 侘び住い
盗人を 捉えてみれば わが子なり
恋せよと 薄桃色の 花が咲く
脱ぎすてて うちが一番 良いという
コスモスの 行儀にこまる 葉鶏頭
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