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会席料理のはじまり
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    第112回京料理展示大会が毎年12月13、14日に開催されます。
    見事な料理の数々を拝見しながら懐石と会席の違いを学んだ頃を思い出し、とても興味深い一日でした。
    十数年前に日本にテーブルコーディネーターなる言葉を目にするようになり、私は生花、師範から始まり茶道、フラワーアレンジメントと共に、近年面白いライセンスと思い、テーブルコーディネーターの資格を取りました。
    勉強の内容は西洋に息づくカトラリーなどの決め事から、アフタヌーンティーに至るまでの約束事、加えて日本食における懐石と会席の違いまで試験には頭の痛くなる程の量が出ました。そして時は流れ今回もこの京料理の一大イベントに参加させて頂き、日本料理の底の深さに今更ながら感服致しました。
    又ここにも長いお付き合いの
    伝承料理研究家…奥村彪生先生の講演の様子が記載されていました。
    先生のお料理に対する造形の深さは本当にすごいと心より尊敬致します。
    ちなみに我が社の「頓珍館鍋」は奥村彪生先生のレシピそしてアドバイスによるものです。30年近く前に開発したこの鍋ですが、美味しいとの声が聴こえる度に奥村彪生先生のお顔が浮かび、当時我が家にお泊り頂き、飲み明かしたこと等懐かしく嬉しい想い出です。
    今回は懐石と会席料理の歴史をひもときまして、今年最後の「よしこ語録」とさせて頂きます。
    皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
    今年も一年間のご贔屓心より感謝申し上げます。





    懐石とは茶の湯の食事であり、正式の茶事において、「薄茶」「濃茶」を喫する前に提供される料理のことである。利休時代の茶会記では、茶会の食事について「会席」「ふるまい」と記されている。江戸時代になって茶道が理論化されるに伴い、禅宗の温石に通じる「懐石」の文字が当てられるようになった。
    天正年間には堺の町衆を中心としてわび茶が形成されており、その食事の形式として一汁三菜(或いは一汁二菜)が定着した。これは『南方録』でも強調され、「懐石」=「一汁三菜」という公式が成立する。また江戸時代には、三菜を刺身(向付)、煮物椀、焼き物とする形式が確立する。さらに料理技術の発達と共に、「もてなし」が「手間をかける」ことに繋がり、現在の茶道や料亭文化に見られる様式を重視した「懐石」料理が完成した。なお、『南方録』以前に「懐石」という言葉は確認されておらず、同書を初出とする考えがある。
    現代では茶道においても共通する客をもてなす本来の懐石の意味が廃れ、茶事の席上で空腹のまま刺激の強い茶を飲むことを避け、茶をおいしく味わう上で差し支えのない程度の軽食や類似の和食コース料理を指すといった実利的な意味に変化している。

    懐石料理は茶事以外の場、例えば料亭や割烹などの日本食を扱う料理店を初めとして様々な飲食店で提供される饗応料理である会席料理と同じ「カイセキ」の発音の混同を防ぐため、茶事を目的とする本来の懐石を特に「茶懐石」と表して区別することもある。

    懐石と会席料理は音が共通するため、しばしば混同されるが、両者は全く別のものであり、料理を提供する目的も異なっている。懐石は茶事の一環であり、茶を喫する前に出される軽い食事で、酒も提供されるが、目的は茶をおいしく飲むための料理である。一方、会席料理は本膳料理や懐石をアレンジして発達したもので、酒を楽しむことに主眼がある。料理の提供手順も異なっているが、顕著に異なるのは飯の出る順番である。懐石では飯と汁は最初に提供されるが、会席料理では飯と汁はコースの最後に提供される。

    また一人一人に料理が盛って持ち出され、茶席におけるように、取り回し時に特別の作法を言われぬことなど、総じて料理屋で食べる会席料理は打ち解けたものであることが多い。また料理店によっては料理のみを提供し、料理の後に薄茶の提供がないこともままある。加えて、懐石料理は本来量が少なかったことから、量の少ないコース料理全般を懐石と呼ぶ傾向があり洋風懐石や欧風懐石といった名称の料理が存在する。

    尚、「懐石」には「料理」の意味も含まれているため、「懐石料理」とするのは重言となるとの向きもある。













    posted by: shobentango | - | 02:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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