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世界遺産を食べる〜歩く
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    「食読むの秋」とかで、図書館や書店では食関係の本が所狭しと並べられている光景をよく見かけます。
    私も先日、食はもちろん、目の保養もかねて京都の庭園を見てきました。龍安寺を皮切りに、金閣寺、天龍寺を。
    いずれも世界遺産の庭園で、金閣の絢爛たる美しさや、簡素の極みが究極の美を思わせる龍安寺の石庭などは本当に日本が世界に誇ってしかるべき庭園だと感じました。
    龍安寺石庭には、「吾唯知足」の禅思想を銭型にはめこんだ有名な石碑があり、石庭十五個の石がどの角度から見ても十四個にしか見えない点。その妙を意図した作者の狙いは何か。その作者が誰なのか。日本文化の「わびさび」を代表する龍安寺石庭をめぐる謎解きは日本庭園史の夢だそうです。
    あと、今回は行けなかった西方寺(苔寺)、一面に敷きつめられたモスグリーンの苔の中でひとり、過ぎし日の青春に思いを馳せました。ここにくればあの頃を思い出すという、いわば青春のスポットが誰にもあるはずです。それが私にとっては苔寺なのです。
    二十代の頃、苔寺に来て一日を過ごしました。
    開門の前から来て、長い時間ずっといつづけ、私にとってこの苔寺が他のどんな所よりもしっくりくる場所になっていました。いったい苔寺のどんな所に魅せられていたのでしょうか。
    天龍寺、夢窓国師による曹源池の素晴らしさ〜龍安寺の吾唯知足の銭型の石に、雑念が消え、しだいに澄み切っていく心の中に、過ぎ去った時間がよみがえり、二十代の私が、中原中也の言葉を借りて、今の私を責めているかのように感じました。
    「お前は何をしてきたのだと、吹き来る風が私に言う」と。
    それほどにここは深く、静かに四十年何一つ変わっていなかったのです。京都の庭園は世界一だと言っていた友人の言葉と共に、伝統の奥深さを身にしみて感じ入った次第です。
    ところで、昨年日本料理が世界の文化遺産に登録されました。日本料理といえば京料理、庭園で心を洗われたあとは、何といっても京料理が似合います。
    世界遺産の庭園を見たあとで、世界遺産の日本料理を味わう。これ以上ない最上級の愉楽を満喫できた一日でした。



    龍安寺
    15石あるのが角度を変えても14石しか見えない!?


    金閣寺!雨上がりのみどり!金とのコントラストが
    すごく美しかったです。次は雪の金閣寺にと。


    天龍寺の庭
    世界遺産の横にも美しい庭園が・・・
    京都の庭の奥深さが、そこここに。


    料理
    このように美しい日本料理!
    京都は小料理屋さんも多く本当に美味しいです
    料理が世界文化遺産とはうれしいことです
    posted by: shobentango | - | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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