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美味探究 〜札幌・富良野編〜2012.09.15 Saturday
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先日、北海道の旅に行ってまいりました。北海道といえば、新婚旅行からはじまった思い出深く懐かしい場所です。しかし、何度訪れても、内地にいると分からないその景色と雄大さには圧倒されます。
今回の旅で印象に残ったお食事といえば、札幌市内にある和食屋さんでした。北海道産の新鮮な食材(たこ、とうもろこし、じゃがいも、きのこなど)を目の前で自分で炙ってその横に置かれた板状の岩塩の上で塩味をつけて頂くお店なのです。L字型の寿司屋のようなカウンターで、15cmほどの囲炉裏(焼き場)が掘られており、すべて自分で食材を炙るカウンター席は初めて見ました。そこには「飛び散らない灰」が敷いてあるなど、「おいしさ」と同時にお客様への配慮、そして見た目にも北海道らしい情緒を感じられ、ゆっくりとした時間を満喫できました。焼き物が美味しい北海道ならではのお店でした。
そしてもう一つ札幌で印象的だったのが、ホテルの朝食ビュッフェです。なんと札幌ラーメンのコーナーがあり、自分で振りカゴに麺を入れてゆがき、メンマやネギ、スープなど好きなだけ入れる事が出来るセルフのシステムになっているのです。自分だけの札幌ラーメンが作れるビュッフェなんて、さすが札幌ならではだなあ、と感心……!
次の日は、楽しみにしていた富良野のイングリッシュガーデン見学に行きました。
その日はあいにく雨で、参加者も少なかったのですが、私はガーデニングに興味があるので、もちろん参加です! カサブランカや大輪のバラも素敵ですが、それとは違う、華美な美しさではない自然の緑と花の姿をありのまま活かした庭づくりは、私の食と併せたライフワークでもあるのです。
富良野のイングリッシュガーデンは、本当に素敵でした! 緒形拳さんの遺作となったテレビ『木曜劇場・フジテレビ開局50周年記念ドラマ 風のガーデン』(フジテレビ系列)の舞台だそうで、庭園の中にも、風のガーデンの家がまだ残っていました。
ドラマは、中井貴一さん演じる余命わずかな主人公の医師が、絶縁状態になっている北海道・富良野市の家族の元に戻るまでを描き、緩和医療を題材にした非常に重いテーマでしたが、倉本聡さんの優しい言葉で紡がれた脚本と、この富良野の美しい大自然が融合し、素晴らしく穏やかに表現された名作となっていました。
この目で直にそのガーデニングを見る事で、映像で見ていた「風のガーデン」の世界がより深く心に迫ってきました。その他には「ファーム富田」も見学し、もちろんラベンダーの入浴剤など、ショッピングも楽しみました。
よく絵葉書になっている美瑛も訪れましたが、9月のラベンダーが無い時期でも、たくさんの花の彩で美しく染まった丘は絵葉書より何倍も素敵で、やはり現地でその風を感じながら本物をちゃんとこの目で見るものだなぁ、と痛感しました。感動が全然違いますよね。
さて、今日は溢れる話をここまでに……。続きは美味探究「小樽編」を書かせて頂きます。
追伸
先日、初めてネットテレビの取材を受けました!!
放送日 2012年9月24日 13:00〜14:00
『この指とまれ ほんまモン』で検索してみてください!!
今回は、ビジネストークとまんざいに挑戦です!!
フジテレビ開局50周年記念ドラマ 風のガーデンの舞台になった所の入口にて、友人の小林さんと雨の中楽しみました
このようにラベンダーの時期が終わっている北海道で素晴らしいお花のオブジェ!!
本当に美しい北海道に感動!!
多くの飲食店のある中で焼き物が美味しい(山の幸、海の幸)北海道ならではのお店作りと思いました
ホースラディッシュの美味しさを満喫!
カナダに旅したときに和食のお店ですべてのお刺身にわさび代わりに使われていたホースラディッシュ!ほんものを丸ごと一つ見るのは初めてでした
遥か昔のカナダ旅行を思い出し、これまた感動!!
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