Search
Calendar
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>
New Entries
Recent Comment
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
美味探究 徳島県うずしおの旅
0
    思い起こせば45年前、私は初めて徳島県に鳴門のうずしおを見に行きました。自然の偉大さに大感動し、同時に恐ろしく感じたものです。そして、45年後に再び訪れた今もなお、全く変わらないその自然のエネルギーを前に、人間の人生の短いスパンで起こることがなんと小さいことか、と今さらのながら思い知らされました。
    人は日々悲しみ、笑い、怒り……を繰り返します。
    しかし、その喜怒哀楽は、大きな変化でもたらされるのではなく、おいしいものを食べたり、素敵な友と笑いあったり、ときにはケンカをしたり、本当に小さな小さな出来事から生まれるもののような気が致します。私たちの幸せは、そんな小さな「楽しみ、嬉しさ」が積み重なってできているものなのだと改めて感じました。

    さて今回の徳島県の旅行では、お目当ての「鱧(はも)すき」が時期が少々早かったこともあり、食事はホテルのレストランでいただくことに致しました。ホテルですので一般的に楽しめる内容ではありますが、端々に遠方のお客様を呼ぶための工夫が見られて、参考になりました。小鉢のタコのマリネの盛り付けであったり、ご当地の素材を生かしたデザートであったり、上手に展開されていて、弊社ケータリング事業部「ベストサーブ」に取り入れられそうな収穫があり、とても満足でした。
    しかし、なにより今回の旅の中で一番深く思い出に残ったのは「大塚国際美術館」でしょう。大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した美術館ですが、常設展示スペースが延床面積29,412平米! これはなんと日本最大だそうです。
    そして、そこに展示されているのはすべて陶板(タイル)により複製された名画の数々。館内には古代壁画から、世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点が飾られています。しかも、大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製されているので、原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本に居ながらにして世界の美術館が体験できるのです。
    敷地が広く、本当なら1日ゆっくりかけて回るべき美術館なのですが、今回は1時間足らずしか空き時間がありませんでしたので、とてもとてもあわただしく回ることになりました。
    ピカソ、モネ、ダ・ヴィンチ……。世界有数の名画がタイルに彩られていて、本当に不思議な空間でした。特にダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は修復前と修復後、両方が再現されていて同室で見比べられるのでとても興味深く、感動でした。
    ミレーの「落ち葉ひろい」やドラクロアの「民衆を導く自由の女神」(私は描かれていた女性がジャンヌ・ダルクだと思い込んでいましたが、7月革命を描いたもので、あの女性はマリアンヌというフランスのシンボルだったようです。ビックリ!)など、私の大好きな作品もありました。
    モネの「睡蓮」は特に、私は実際パリのオランジュリー美術館の近くまで何度も行ったにもかかわらず見落としてしまったこともあり、丸い公園のようなスペースのタイルの壁面に描かれたその複製を感慨深く見入っていました。特殊加工されたタイルで劣化の心配が少ないため、天井も額縁もない場所で、雨にさらされている「睡蓮」は、その世界観と自然の光が混ざり合い、もしかしてパリの美術館で見るよりも素晴らしいものかもしれない、と思えるほど素敵でした。
    そして、ムンクの「叫び」。これは特別な思い出がありました。私は北欧(フィンランド・ノルウェー・デンマーク)が大好きで、これらの風景を感じながらお伽話も書いているほどです。
    昔、北欧に旅行した際、オスロ美術館を訪ねました。童話の世界がそのまま再現されたような素晴らしい風景を見ながら、長い長い道のりをバスでやっとたどり着いた美術館でムンクの強烈な画を見た時、「ああ、私はこれを見るためにここにやってきたんだ!」と猛烈に感動したのを思い出しました。
    それと全く同じ色合いが再現された「叫び」を目の前にして、足腰が元気なうちに、また北欧の旅に行きたいな……と強く思いました。
    絵というのは、様々な思い出やインスピレーションをかきたててくれる力があります。徳島県の大塚美術館のひととき、タイルの名画で、私はなによりの心の栄養補給をさせていただきました。





    コース料理の中でキラッと光る小物づかい!!
    こんなお洒落感がホテルの料理人のプライドのように思いました


    肉料理に添えられたかわいい色の野菜のオブジェ!!
    人参・トマト・オクラ・カブ等々が芸術性をグッとアップさせている一品でした


    大塚国際美術館はたくさんの方から、素晴らしいから一度見た方が良いとアドバイスを!!次回一日時間をかけて拝見したいとつくづく思いました
    旅はゆっくり、のんびりするもんだ!!と


    昔北欧の旅で感動したムンクの「叫び」オスロ美術は随分時間をかけてバスで辿りついた気が致します。なんとも不思議な絵だと思いました
    posted by: shobentango | - | 02:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    この記事のトラックバックURL
    http://yoshiko.shobentango.com/trackback/1001924
    トラックバック